株式会社WADOウイングス代表取締役林正孝が、皆さまのお悩みにスコーンと突き抜ける回答をしてくれる熱血闘魂相談所。
96年ソニー生命保険株式会社入社以来MDRT会員20年連続、現在も継続中(06年には10年連続により終身会員になる)で、MDRTの3倍の基準であるCOT会員7回、08年度には6倍の基準であるTOT会員となり、多くの会社の取締役、顧問を歴任し、経験則による独自のノウハウを構築した林が、みなさまのお悩みに対して回答したします。
今回は、「新型コロナウィルス」に関しては、林正孝の考え方をお伝えします。
※この週録は2020年3月30日に行われたもので、ここに記載されている数値は当時の数値となります)
常にデータを見るということ
林さんは、この新型コロナウィルスについては、どのような考えをお持ちですか?
「あくまでも私見だよ。僕は、いつもデータを見るということを習慣づけているんだよ。
今日現在、感染者数は2000人弱で亡くなられた方が50数人だと思うんだけど、致死率は約3%くらいで、世界平均とあまり変わらないよね。
このように、新型コロナウィルスの現状のデータを把握した上で、日本人が一年間でどのくらい亡くなっているか知っている?
だいたい、137万人いるんだよ。ということは、一日に5000人弱亡くなっているんだよね。
また、少し話しを変えて、1月にお餅をつまらせて亡くなったご老人って何人いると思う? 新聞の一面に載ることはないけど、約1300人いるんだよ。でも、禁止されてないでしょ。『正月に65歳以上の方はお餅を食べないでください』って。決して、コロナを軽んじているわけではないけど、データを見るってそういうこと、だと思うんだよね。
報道の裏にも目を向けるように意識しよう
「例えば、消費税が昨年の10月に10%に上がってから、日本経済はどうなっていったのか? マスコミ報道なんかでは、オリンピック需要により緩やかな上昇傾向にあるなんて言われているんだよ。
でも、データを見るとGDP -6.2%ですよ。
本来であれば、この報道を1月にしなければいけなかった。他にも、色んな問題があったんだけど、コロナでうやむやになったよね。
もう、みんなコロナが心配だからね。」
「そして、休業を余儀なくされている店舗があったり、テレワークの準備もできていないのにテレワークを強いられる状態で、どれだけ気が病んでいくか。それも気にしないといけないよね。
テレワーク自体は、これからの働き方の選択肢としてはすごくいいと思うよ。でも、無理矢理やらされている人にとっては辛いよね。オレの周りにも『耐えられない』って言っているヤツがいるよ」
「現代の日本では、一日の自殺者は50名~70名と言われています。このコロナの影響で自殺者はどうなってしまうか?株価もそうだけど、日本のコロナ被害は、他国に比べて抜きんでて悪いわけではないけど、日本の株価が一番落ちている。リーマンショックの時もそうなんだけどね。
その原因のひとつには、報道の問題がある。いかにも危ないような報道をするから」
今回は、自ら報道で伝えていることの真実をしっかりとデータを元に把握することの重要性を語っていただきました。また、国内だけではなく、海外の報道を見ることも大切だと語ってくれました。今の時代、インターネットなどで海外の報道が見ることができるので、その報道の内容の違いを見て見るのも面白いということです。
「何か起こった時に、データを見る癖をつけておくと、あまり右往左往しなくて良いようになる。報道を鵜呑みにするのではなく、自分で考えることが重要だよね。」
今回は、コロナをテーマに取り上げましたが、どんな事象についても同じことがいえるでしょう。報道やSNSなどの情報に振り回されず、自分自身の軸を持つことがとても大切なんですよね。
実際の林のトークを見てみたい方は、こちらをチェックしてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=JvytHHmIFOE
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