安藤国威の推薦文

「本当のプロフェッショナルを育て上げて初めて、変化を起こすことができると考えました」

安藤国威氏

1981年にソニー・プルデンシャル生命(当時)を開業するにあたり私は、「これから世の中にどんな新しい価値を提供できるのか」を考え、まずはこれを実現するために、われわれの目指す理念に思いを巡らせました。

生命保険は社会で必要とされるシステムなのですが、一般的にはその社会的価値に相応しい印象を持たれていないのも現実です。私は生命保険の本当の価値を正しくお客様に理解していただきたいと思っていましたし、個人であれ、企業であれ、保険を真の意味で役立てていただくには、そのメカニズムに精通したプロフェッショナルが必要である、という強い思いを持っていました。

日本の生命保険会社は当時、1年間に50%位のターンオーバー(退職者)があるという状況で、プロフェショナルが育つ土壌がありませんでした。そこで、われわれは全く逆のことをやろう!と考えたのです。われわれの提唱する「本当のプロフェッショナル」のイメージは、その人の人生を通じて、色々な意味でアドバイザーとなってくれるオウンエージェント。この「本当のプロフェッショナル」を育てたい。そして、本当のプロフェッショナルを育て上げていくことで、初めて日本の生命保険業界を変えていくことができる、と、考えたのです。

プロフェッショナル育成にあたり、私は次の3つを大切なこととして伝えてきました。

1、ミッション・使命感

プロフェッショナルは本当の価値・活用法をお客様に伝える使命を持ち、変化するニーズに合わせ、その都度、必要な時、必要な場所でアドバイスを与える役割を担う。そういった使命感を持っていただきたい。

2、プライド

プロフェッショナルは、自分のプロフェッション、職業に対して誇りを持っていただきたい。お客様と対等に向き合い、同じ価値観を共有し、そしてお客様とお付き合いさせていただいた年月と共に、真のアドバイサーとして素晴らしい関係を築いていただきたい。

3、忠誠心(ロイヤリティ)

組織に対する忠誠心という意味ではなく、自分のプロフェッションに対する忠誠心をきちんと持っていただきたい。また、プロフェッショナル同士は、プロフェッションを通じて互いに対し忠誠心を持つ関係であって欲しい。

安藤国威氏

ソニー生命では当初27名でライフプランナー制度をスタートし、今や4000名超までその数を増やしました。例えば、その4000名の中の、たった1人が、制度にそぐわない言動をしてしまったとします。これは決して個人の問題ではなく、30年の歴史を持つライフプランナー制度を冒涜する行為であり、ライフプランナーというプロフェッションに大きなダメージを与えてしまうのです。

「レジェンドクラブは進化のひとつの形態であると感じます」

安藤国威氏

林さんのような類まれなる才能を持った方が立ち上げる「レジェンドクラブ」は、プロフェッショナルの持つ使命・プライド・ロイヤリティをさらに進化発展させてくれると期待しています。また、同じ志を持った同志たちと「レジェンドクラブ」を通じて集い、お互いがお互いを助け合い、分かち合うことはとても素晴らしいことです。

そしていずれ「レジェンドクラブ」から、林さんと同じスピリットを共有した人財が独立して巣立っていき、真のプロフェッショナルとして、お客様のために全てのエネルギーを傾注していくのでしょう。これは進化のひとつの形態であると確信しています。

「レジェンドクラブ」の発足と今後の発展を思うと、ソニー生命はもとより、ライフプランナー制度を作ったわれわれとしても非常に心強く思います。

この「レジェンドクラブ」が力強く発展していくように、今後とも応援したいと思っております。

(注)「ライフプランナー」

今までの保険外交員と明確に区別化をするため、生命保険のプロフェッショナルにはソニー生命独特の名称を付けたいという安藤氏の思いから、ライフプランの手助けを実行する「ライフプランナー」と名付けられた。

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